PCを自作するとき電源は、PCの性能に直接かかわらないので、あまり重視されないことも多いですが、自分はかなり重要なパーツだと思います。今回は自分が体験した電源が原因のPCの不調について書こうと思います。
1. 再起動ループ
PCの電源が原因で起きる故障というとまずこれを思い浮かべる人も多いと思います。原因は起動時が最も電源に負荷がかかるタイミングのため、電源容量に十分な余裕があっても、電源電圧が不安定になってしまうからです。特にHDDやFANなどのモーターが使われる機器がつながっていると起きやすいと思います。
また、寒い日にも電源電圧が不安定になりやすく、電源があたたまるまで再起動を繰り返させないと起動出来ないこともありますが、これを行うとHDD、MB、GPUなど様々な(ほぼ全ての)パーツが悪くなるので行わないほうが良いです。
2. ソフトウェアが落ちる、フリーズする(ブルースクリーンも)
電源電圧が安定しないと時々ソフトウェアが落ちたり、フリーズしたりすることがあります。なぜ起きるのかははっきりとは分かりませんが、おそらくCPUの割り込み失敗で起きているのではないかと思います。
録画サーバー内で自動エンコードのための自作プログラムを動かしていたとき何故か数日経つと停止していることがありましたが、電源を変えて以来連続で3ヶ月程度動かしても発生していません。
3. 突然のシャットダウン(KP41)
突然シャットダウンが起きるとエラーログにKP41と書かれますが、これは突然のシャットダウンが起きたという情報しか持ちません。そのため原因を探すことは非常に困難で、解決策を調べても治らないことも多いです。ただ個人的にはこのエラーはCPUに何らかの異常が起きたときに起きるものだと思います。(ソフトウェアの欠陥ならブルースクリーンになるはずで、突然のシャットダウンはCPUが停止したことによると考えられる為)
電源電圧が突然変化することによりCPUの設計上の対応可能な領域から外れることで起きるのだと思います。 ただし、これはマザーボードやCPU自体が問題の原因となっている可能性があります。
4. マザーボードを傷める
多少の不安定な電圧はマザーボードのコンデンサが吸収してくれますが、電圧変動の大きな電源を使っているとコンデンサが消耗し性能が悪くなることがあります。
自分の場合は正常なシャットダウンができなくなりました。(OSのシャットダウンが終了しても電源ランプが消えず、MBから電源へのシャットダウン信号が送られていないのではと思います。)これは電源を交換しても治りませんでした。
以上が自分が体験した電源に関するトラブルです。
特に2や3のトラブルは他にも様々な原因が考えられるトラブルかつデータやOSが壊れる可能性もあるので電源は良いものを買った方がいいと思います。
また、近年の電源ならば、よほどの電源でなければ問題ないと考え、80Plus認証がある評判の悪くないメーカー製なら大丈夫だという人もいますが、上記のトラブルは2016-2017年にENERMAX製の80Plus(GOLD)の電源で起きたものです。(24時間稼働で2ヶ月後に2つめ、4ヶ月後に3つめ、6ヶ月後に1つめが起きました)PCの稼働時間が長い使い方をする場合特に良い電源を選んだほうが良いと思います。
1. 再起動ループ
PCの電源が原因で起きる故障というとまずこれを思い浮かべる人も多いと思います。原因は起動時が最も電源に負荷がかかるタイミングのため、電源容量に十分な余裕があっても、電源電圧が不安定になってしまうからです。特にHDDやFANなどのモーターが使われる機器がつながっていると起きやすいと思います。
また、寒い日にも電源電圧が不安定になりやすく、電源があたたまるまで再起動を繰り返させないと起動出来ないこともありますが、これを行うとHDD、MB、GPUなど様々な(ほぼ全ての)パーツが悪くなるので行わないほうが良いです。
2. ソフトウェアが落ちる、フリーズする(ブルースクリーンも)
電源電圧が安定しないと時々ソフトウェアが落ちたり、フリーズしたりすることがあります。なぜ起きるのかははっきりとは分かりませんが、おそらくCPUの割り込み失敗で起きているのではないかと思います。
録画サーバー内で自動エンコードのための自作プログラムを動かしていたとき何故か数日経つと停止していることがありましたが、電源を変えて以来連続で3ヶ月程度動かしても発生していません。
3. 突然のシャットダウン(KP41)
突然シャットダウンが起きるとエラーログにKP41と書かれますが、これは突然のシャットダウンが起きたという情報しか持ちません。そのため原因を探すことは非常に困難で、解決策を調べても治らないことも多いです。ただ個人的にはこのエラーはCPUに何らかの異常が起きたときに起きるものだと思います。(ソフトウェアの欠陥ならブルースクリーンになるはずで、突然のシャットダウンはCPUが停止したことによると考えられる為)
電源電圧が突然変化することによりCPUの設計上の対応可能な領域から外れることで起きるのだと思います。 ただし、これはマザーボードやCPU自体が問題の原因となっている可能性があります。
4. マザーボードを傷める
多少の不安定な電圧はマザーボードのコンデンサが吸収してくれますが、電圧変動の大きな電源を使っているとコンデンサが消耗し性能が悪くなることがあります。
自分の場合は正常なシャットダウンができなくなりました。(OSのシャットダウンが終了しても電源ランプが消えず、MBから電源へのシャットダウン信号が送られていないのではと思います。)これは電源を交換しても治りませんでした。
以上が自分が体験した電源に関するトラブルです。
特に2や3のトラブルは他にも様々な原因が考えられるトラブルかつデータやOSが壊れる可能性もあるので電源は良いものを買った方がいいと思います。
また、近年の電源ならば、よほどの電源でなければ問題ないと考え、80Plus認証がある評判の悪くないメーカー製なら大丈夫だという人もいますが、上記のトラブルは2016-2017年にENERMAX製の80Plus(GOLD)の電源で起きたものです。(24時間稼働で2ヶ月後に2つめ、4ヶ月後に3つめ、6ヶ月後に1つめが起きました)PCの稼働時間が長い使い方をする場合特に良い電源を選んだほうが良いと思います。
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